先ほども説明したように、株価チャートには、「日足」「週足」「月足」「年足」などいくつかの種類があります。これは、ローソク足1本が1日の株価の動きを表しているのなのか、1週間なのか、1ヵ月なのか、さらには1年なのかといった、表す期間による違いです。
チャートを見るときは、日足と週足といった期間の異なるチャートを見比べることをおすすめします。
なぜなら、株価の波は、日足で見たときには大きくても、週足や月足といった期間が長いもので見たときにはなだらかに見えるものだからです。
日足を見ると急激な上げ相場になっているように見えても、週足や月足で見たら全体として下がりつつある途中だった!なんていうことも。より的確な投資判断を下すためにも、期間の異なるチャートを見比べる習慣をつけたいものです。
株価の動きには、日足に表れるような小さな波と、週足や年足に表れるような大きな波とがありますが、一般的に小さな波は短期売買に利用され、大きな波は長期投資をする場合に利用されます。
短期売買は、原則として保有する銘柄の株価が上がったらすぐに売り、下がったらすぐに買い戻すことを繰り返す投資スタイルです。投資家は株価の小さな波を利用し、確実に利ざやを稼ぐことを狙います。短ければ買ったその日のうちに売ってしまうこともあります。
一方、長期投資は、最低でも半年、長ければ、2年、3年、10年と同じ株を持ち続ける投資スタイルです。小さな利ざやは狙わずに株価の大きな波に乗りながらのんびりと大きな売却益を狙います。
このように投資スタイルによって、株価のどんな波に乗るのかが変わってきます。株価チャートを見るときにも、この点を意識することがポイントといえます。

チャートの表示期間によって株価の波の大きさが異なる。投資スタイルに合わせて使い分けを。