こうした投資指標を活用して銘柄選びをする際に、知っておくと便利な機能が、スクリーニング機能です。
スクリーニングとは、あるデータの中から、条件に合ったデータだけを抽出することをいいます。簡単に言えば、クラスの中から身長160センチ以上の生徒がどれだけいるかを探しだすような作業がスクリーニングです。
現在、株式市場に上場している企業は約4000あります。こうした膨大な数の企業の財務状況を、一つひとつ調べていくのは至難の業といえるでしょう。
そこで登場するのが、スクリーニング機能です。「PERは20倍以下がいい」、「PBRは1倍以下がいい」といった希望がある場合に、スクリーニング機能を使って条件を入力し、検索ボタンをクリックすれば、自分の希望する条件にぴったりと合う銘柄だけを簡単にピックアップすることができるのです。
スクリーニングを使いこなすにはちょっとした“コツ”があります。それは、条件を甘めに設定するということです。
スクリーニングでは、ほんのわずかな差であっても、条件に合わなければ検索結果に上がってきません。
たとえば、「PERが20倍以下」という条件で検索をしたとしましょう。この場合、20.1倍の銘柄は無条件に検索結果からはずされてしまいます。でも、もしかしたらPERが0.1倍オーバーしている以外は、とてもよい条件が揃っている銘柄かもしれないのです。
このようにみすみすよい条件の銘柄を見逃してしまわないように、予算など「どうしてもこれ以上は無理!というもの以外の条件は少し甘めに設定しておきましょう。いったん検索結果を見てから、もう少し条件を厳しくしたり、その他の指標のバランスをみたりして総合的に判断するのが、スクリーニングを使いこなすための最大の“コツ”といえるでしょう。

スクリーニングを活用すると、条件に合った銘柄を効率よく銘柄を探すことができる!