ひとくちにネット株といっても、インターネットで取引ができる「ネット証券」はたくさんあります。これらの中から自分にぴったりの証券会社を探し出すのは容易ではありません。
ネット証券を選ぶポイントは、主に「手数料」、「取り扱い商品」、「情報サービス」、「画面の操作性」の4つです。
1つ目のポイントは、なんといっても手数料です。ネット株の最大のメリットは手数料が安いこと。特に、少額から投資を始めるほど、せっかく得た利益が手数料で吹き飛んでしまう可能性が高くなります。手数料には徹底的にこだわりましょう。
手数料の料金体系は、ネット証券によってさまざまですが、現在は、1回の取引ごとに手数料がかかるタイプと、1日の取引代金の合計ごとに手数料がかかるタイプの2つが主流になっています。
| 証券会社 | 1取引ごとの手数料 | 1日定額の手数料 | ||
|---|---|---|---|---|
| 20万円 | 50万円 | 100万円 | ||
| イー・トレード証券 |
250円 | 450円 | 800円 | 10万円まで無料、20万円まで250円、50万円まで500円、100万円まで900円。以後、100万円増加ごとに420円プラス。 |
| ジョインベスト証券 | 200円 | 400円 | 750円 | 20万円まで200円、50万円まで450円、100万円まで800円、以後、100万円増加ごとに420円プラス。 |
| マネックス証券 | 1575円(指値) 1050円(成行) |
1日何回取引しても2625円 (約定代金300万円ごと) |
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| 松井証券 | - | 10万円まで無料、30万円まで315円、50万円まで525円、100万円まで1050円、200万円まで2100円。以後、100万円増加ごとに1050円プラス。 | ||
| 楽天証券 | 472円 | 472円 | 840円 | 50万円まで450円、100万円まで900円、200万円まで2100円、300万円まで3150円。以後、100万円増えるごとに1050円プラス。 |
| カブドットコム証券 | 1025円(指値) 500円(成行) |
1575円(指値) 1050円(成行) |
1575円(指値) 1050円(成行) |
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他にも、取引が一定額以下の場合に手数料が無料になったり、取引金額に一定の手数料率を掛けて計算したりとさまざまなタイプがあります。自分の投資スタイルや取引する金額に合わせて一番使い勝手のよいものを選ぶとよいでしょう。
手数料は安いに越したことがありませんが、手数料だけを基準にしてネット証券を選べばよいかというと、そうではありません。ネット株では、情報量や画面の操作性も重要な要素になってくるからです。
次に注目したいのが「情報サービス」です。ネット証券がユーザー向けに提供している情報サービスは、リアルタイムの株価をはじめ、株式市場全体の動向がわかる最新の市況や銘柄ニュース、アナリストレポートなど実にさまざまです。
投資ツールと呼ばれる便利な機能も活用しましょう。たとえば、メジャーな投資ツールのひとつである「スクリーニング機能」では、「投資額が○○万円以下」「配当利回りが10%以上」といった条件を設定して、銘柄を検索することができます。ほとんどのネット証券が無料で提供している機能なので、ぜひ活用したいものです。
また、ネット証券といえども、電話によるサポートの充実度も重要な要素です。受付時間や対応のよさなどもチェックできると万全です。
3つ目は、「画面の操作性」です。情報収集から売買注文、口座の管理に至るまでをすべて画面上で行うネット株では、デザインが好ましいか、使いやすい配置になっているか、といった画面の操作性も非常に重要です。
ネット証券の多くは、主要な取引画面や投資ツールについて、デモ体験できるコーナーを設けています。実際に口座開設を申し込む前に試してみるとよいでしょう。
さらに、通常の取引だけではなく、単元未満株やIPO株、米国株、中国株といった外国株などにチャレンジしたいなら、それらを取り扱っているかどうかもチェックしておきましょう。投資信託、債券、FX(外国為替証拠金取引)などもやってみたい!という場合も同様です。
ネット証券によって、力を入れている商品やサービスはさまざま。「単元未満株で少額から投資したい」「中国株を買ってみたい」というような希望があるなら、自分が希望する商品やサービスを取り扱っているかどうかを必ず確認しておきましょう。

ネット証券選びのポイントは、「手数料」「情報サービス」「画面の操作性」「取り扱い商品」!