株価の需給と供給のバランスに影響を与える要因は数多くありますが、なかでも最大の影響力を持っているのが、その企業の業績です。
業績が伸びている企業であれば、投資家からの期待が高まり、その企業の株を欲しいと思う人が増えるため、株価は上がっていきます。反対に、業績の悪化が予想される企業であれば、当然のことながら、その企業の株を買いたいと思う人は少なく、売りたいと思う人は増えるので、株価も下がっていきます。
ここでのポイントは、現時点での業績ではなく、「これから先の業績がどうなっていくか」に注目するということです。なぜなら、過去や現在の業績は誰もが知っている情報なので、すでに株価に反映されてしまっているからです。投資家は「これから上がるかも」「これから下がるかも」と予測して、株を買ったり売ったりします。そのため、業績予想が株価が動かす大きな要因になります。
また、上方修正や下方修正といった「修正」も株価に大きな影響を与えます。発表された決算の数字が投資家の想定範囲内であれば、株価はそれほど動きません。でも、投資家の予測を裏切るようなサプライズがあった場合には、株価も大きく動きます。投資家は、とかく予想外の数字に反応するものなのです。
上場企業の業績発表といえば、以前は年に2回、本決算と中間決算という形で発表されるのが一般的でした。
現在では、東証が四半期決算を義務付けていることもあり、東証に上場している企業を中心に、年に4回、直近の業績を発表する企業が増えてきています。
企業の業績発表がある前後は、株価が大きく動くときです。業績発表のニュースには常にアンテナを張っておきたいものです。

株価に大きな影響を与えるのが業績予想。上方修正・下方修正といったサプライズにも注目!