FXは注文方法がたくさんあるってホント?

FXの特徴のひとつとして挙げられるのが、注文方法が多彩である、ということです。
外貨預金の場合、一部のネット銀行などを除き、金融機関が提示したレートで預金したり、解約したりするのが一般的です。これに対し、FXの場合には「いくら以下なら買い、いくら以上なら売り」と値段を指定する「指値注文」に始まり、「いくら以上なら買い、いくら以下なら売り」と値段を指定する「逆指値注文」も可能です。
それだけではありません。比較的多くの取引業者で、IFD(イフダン)注文、OCO(オーシーオー)注文、IFO(アイエフオー)注文(IFD+OCO注文)といった具合に、さまざまな注文方法が使えるのです。
しかし、こうした多彩な注文方法があるにもかかわらず、それらを十分に活用しているという人はそれほど多くないような気がします。
たとえば、IFD注文とは、新規注文が約定した場合に、続いて有効となる決済注文をあらかじめ指定しておく注文方法です。つまり、「○○円以下になったら買い、それが約定したら今度は○○円以上になったら売り」といった、買い→売りまでの一連の注文をはじめから出しておけるということになります。
OCO注文とは、現在、建玉を保有している場合などに、「○○円まで上がったら売り」という指値注文と、「○○円まで下がったら売り」という逆指値注文を2つ同時に出しておくことができる注文方法です。どちらか一方の注文が約定すると、もうひとつは自動的に取り消されるしくみになっています。
そして、IFD注文とOCO注文を合体させた究極の注文方法が、IFO注文です。
合体ということはつまり、「あらかじめ新規注文と、それが約定した場合の決済注文を出しておく」ということと、「決済注文は、上がった場合と下がった場合に備えて2つ出しておく」ということが同時に実現するということ。なんとも欲張りな注文方法ということがおわかりいただけるのではないでしょうか。
24時間取引できるのが魅力のFXですが、忙しくて為替レートがチェックできないという人にとっては、このことがかえって仇になることも。「FXをやってみたいけれど、為替が見られない間に大きく損が出ていたり、チャンスを逃したりしたらいやだな」と思って始められない人もいることでしょう。
でも、そんなときこそこれらの注文方法の出番です。これらを上手に使いこなすことができれば、つぶさに為替レートをチェックしていなくてもしっかりと利益を確定したり、リスクをコントロールしたりすることが可能なのです。
こんなに便利な注文方法、活用しない手はありません。ぜひマスターしておきましょう。
