「貸株」ってなに?

ここのところ、暖かい毎日が続いていますね。春の訪れを実感する今日この頃です。
暖かな気候とは裏腹に、寒いムードが流れているのが、株式市場(笑)。毎日株価を見るのが恐いという人も少なくないことでしょう。
売却益があまり期待できない今、注目されているのが、ネット証券の「貸株」です。
貸株とは、証券会社に保有している株を貸し出すことで、貸株料として金利がもらえるサービスのこと。
今まで、株で得られる収益といえば、キャピタルゲイン(売却益)、インカムゲイン(配当金)がメインでしたが、もうひとつ「貸株料」という新たな選択肢が加わったといえます。特に今のように、株式市場が低迷しているときには、有効な選択肢といえますね。
貸株サービスを実施しているネット証券としては、カブドットコム証券、マネックス証券、松井証券、などがあげられます。
カブドットコム証券の場合、保有している株を貸し出すことで、年率0.5%の貸株料がもらえます。貸し出すことができる銘柄の数はなんと3,900銘柄!貸し出す銘柄や、株数は自由に設定でき、複数単元保有している銘柄のうち、一部のみ貸し出すことも可能です。
また、自動優待取得を設定しておけば、株主優待もうけとることができてしまいます。さらに、配当金も相当額がカブドットコム証券から口座に入金されるので、1粒で3度おいしいというワケです。
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マネックス証券の場合は、貸株料は、月ごとに変更されます。ちなみに、2008年4月の貸株料は、東証マザーズ、ヘラクレス、大証ヘラクレスの新興3市場に上場している銘柄の場合は年率1%、それ以外の市場に上場している株の場合は0.3%になります。
カブドットコム証券同様、貸し出す銘柄や株数を自由に設定でき、優待自動取得サービスの利用で優待を受けとることも可能。もちろん、配当金ももらうことができます。
また、株を貸し出し中に、急に資金が必要になった場合でも、いつでも売却・出庫ができるので安心して利用することができますよ。
松井証券では、貸株サービスのことを預株サービスと呼んでいます。同社の場合、逆日歩(信用取引において、証券金融会社で株が不足した時に空売りしている人から徴収する上乗せ分の株の品貸し料)が発生し、一定の条件を満たしたときに、預株料が発生します。
貸し出した株の株券は、通常の保護預かりとは異なり、証券会社が自社の資産と顧客から預かった資産を区別して分別する「分別管理」の対象外となりますが、松井証券では、自主的に信託銀行に預けて「分別管理」しています。これは、松井証券ならではの特徴といえるでしょう。
貸株サービスは、利用料も無料で、申し込みもウェブ上で簡単にできてしまうので手間いらず。売れずにそのまま放置してある株や長期保有を決めている株などがあれば、新たな収益源として貸株サービスを検討してみるのもよいかもしれませんね。
