“世の中”基準の適齢期にしばられずに結婚のタイミングを選べるようになったのは、私たち女性にとってうれしい限り。若い間はシングルならではの気楽さを生かして、海外旅行を楽しんだり、自分磨きに励んだり、仕事に打ち込んだりと、自由な時間を楽しむことができます。
20代のうちにやりたいことを思い切り楽しんで、30歳を過ぎたら理想の人とゴールイン!――そんな展開になったら、ちょっとおいしいとこ取りのような気がしませんか?
「私もぜひそのプランでいきたいわ」なんて声が聞こえてきそうですね。でも飛びつくのはちょっと待って! そこには大きな落とし穴があることも……。
次に挙げるのは「早婚」と「晩婚」、結婚のタイミングの違いによる貯蓄残高をグラフに表したものです。
注目すべきは、人生の後半、60歳を過ぎたころからの貯蓄残高です。早婚Aさんの老後は比較的余裕があるのに対し、晩婚Bさんは大赤字。
結婚・出産の遅かったBさんは、夫の定年後に子どもの教育費のピークがきたり、住宅ローンの支払いがまだ終わっていなかったりと、老後にも大きな出費が続きます。もともと「住宅購入資金」「子どもの教育費」「老後資金」は「人生の三大支出」といわれるほど金額の大きいもの。30代で結婚したBさんは、収入や購入したマンションの金額が変わらないのに、これらの出費のタイミングが重なってしまうために一気に赤字になってしまうのです。

