マネー情報誌ってどんなことが載っているの?
女性誌と違って、マネー情報誌にはあまり馴染みがないという人もいることでしょう。しかし、これから投資を始めたい!マネーに詳しくなりたい!という人にとって、最新のマネー情報がコンパクトにまとまっているマネー情報誌はとても役に立つものです。
ただ、一口にマネー情報誌と言っても、家計・保険・ローン・投資といったあらゆる分野についてマネーの基礎知識を広く浅く伝えるものもあれば、ベテラン投資家を対象にして投資テクニックや銘柄情報に重点を詳しく解説するものまでいろいろあります。
そこで今回は、代表的なマネー情報誌をズラリとご紹介!じっくりと比較して、貴女にあった1冊を選ぶ参考にしてくださいね。
マネーについて幅広く学べるマネー情報誌
お金の話について、初心者でもわかりやすく学ぶことのできる情報誌といえば、「マネープラス」と「あるじゃん」の2冊です。
「マネープラス」は「いちばんやさしいお金の本」というサブタイトルの通り、初心者に優しい目線で書かれているのが特徴です。証券会社に口座を開くという特集であれば、必要書類を1枚ずつ撮影して掲載するというように、目で見てわかる工夫が随所に施されています。気になるテーマが特集されていたら、まずは手にとりたい1冊です。
「あるじゃん」は「貯まる。増やせる。カンタンお金情報誌」がサブタイトル。「マネープラス」同様、マネー全般をやさしく解説してくれます。
「あるじゃん」のオススメは、巻末にあるデータブック。各金融機関の金利や手数料といった最新情報が一覧で掲載されているので、どこに預ければいいの?どこで借りればいいの?といったことが瞬時にわかるスグレモノです。今回紹介するマネー情報誌のなかでもっとも安い、400円という価格も魅力です。
雑誌名 | マネープラス | あるじゃん |
出版社 | 角川SSコミュニケーションズ | リクルート |
税込価格 | 500円 | 400円 |
発売日 | 毎月10日 | 毎月21日 |
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最新の投資情報が得られるマネー情報誌
「ダイヤモンドZAi」のサブタイトルは「マネービギナーのための楽勝攻略マガジン」。内容が投資に絞られている分、銘柄選びに役立つ最新情報や指標の解説などが細かく載っています。イラストや色使いが豊富で“ノリがいい”投資情報誌です。
「ネットマネー」のサブタイトルは「日本初のネット専門マネー雑誌」。ネット株に多くのページを割きつつも、ネット銀行やネットで資料請求できる医療保険など、インターネットを介在したマネー全般について学ぶことができます。インターネット活用度の高い人に向いているでしょう。
「マネージャパン」はちょっと厚めで“本格派”の香りが漂う一冊です。イラストや色使いは抑えつつ、活字でしっかりと情報を伝えています。経済や投資理論をしっかりと学び人に向いているでしょう。
「日経マネー」は、データを比較分析した図表が多め。洗練された図表を使いながら、文字でしっかりと解説をするというスタイルです。日本経済新聞を読み慣れた人、客観的なデータを見ながら自分で分析したい人には向いているでしょう。
<最新の投資情報が得られるマネー情報誌>
雑誌名 | ダイヤモンドZAi | ネットマネー |
出版社 | ダイヤモンド社 | 廣済堂出版 |
税込価格 | 600円 | 550円 |
発売日 | 毎月1日 | 毎月1日 |
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雑誌名 | マネージャパン | 日経マネー |
出版社 | 角川SSコミュニケーションズ | 日経ホーム出版社 |
税込価格 | 600円 | 600円 |
発売日 | 毎月21日発行 | 毎月21日 |
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経済通になれるマネー情報誌
「週刊東洋経済」は名前のとおり週刊誌。雇用、教育、中国情勢、カード事情など、毎回ひとつのテーマを取り上げて深く解説しています。「会社四季報」を出している東洋経済新報社から発行されています。
「週刊ダイヤモンド」は週刊東洋経済のよきライバル。毎週月曜日発行、570円と価格も同じため、店頭では両誌の特集記事を見比べて購入する人も多いようです。「ダイヤモンド『株』データブック」や「ダイヤモンドZAi」を出しているダイヤモンド社から発行されています。
雑誌名 | 週刊東洋経済 | 週刊ダイヤモンド |
出版社 | 東洋経済新報社 | ダイヤモンド社 |
税込価格 | 570円 | 570円 |
発売日 | 毎週月曜日 | 毎週月曜日 |
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自分にぴったりの1冊を選ぶコツ
どのマネー情報誌を選んだらいいのかは、人それぞれ。どんな情報が欲しいのか、何を目的にして読むのかによって変わってきます。また、意外と重要なのがフィーリング。書店で実際にページをめくってみて、自分との相性を確かめてみてください。
今回紹介したマネー情報誌はすべて、ウェブサイトでも情報を発信しています。なかには読者向けのセミナー情報を掲載しているところ、本誌顔負けの投資情報をサイトでも展開しているところもあるので、まずはウェブサイトをのぞいてみることから始めてみてはいかがでしょうか?