2008/06/20
ガソリン価格の上昇とともに車離れが進んでいます。
高度成長期に「3C」とも呼ばれた三種の神器、「車・クーラー・カラーテレビ」。しかし、いまやこれらはどのの家にも当たり前のものとなりました。そればかりか、自転車通勤ブームにクールビズ、そしてパソコンや携帯でテレビを観ることができたりと、「神器」としての存在感は日に日に薄くなるばかりです。
こうした変化を受けて、企業も事業戦略の方向転換を迫られています。ローソンは、新たな試みとして過疎地域での「移動店舗」をスタート。イトーヨーカ堂はネット注文・宅配の受付店舗やサービスを拡大させる意向です。
サイゼリヤやしまむらといった小売店では、これまでのロードサイド店から都心中心の出店へと出店戦略をシフト。こうした動きが本格化すれば、消費者の車離れもますます加速しそうですね。
しかし、企業にとっては、出張・宅配サービスの強化に都心での出店…と、ガソリン価格や都心部の地価上昇が重しとなるサービスを迫られるわけですから、なかなか苦しいところ。こうした「脱・クルマ社会」への変化をどのように成長に結びつけられるのか、知恵の絞りどころといえそうです。
大竹のり子
ファイナンシャルプランナー。(株)エフピーウーマン代表取締役。
大学卒業後、出版社での編集者時代を経て独立。マネー関連の書籍や雑誌の執筆、講演、テレビやラジオへの出演を通じてお金の基本をわかりやすく啓蒙している。
女性ファイナンシャルプランナーの全国ネットワーク「FPwoman*Club」を主宰。