2007/10/03
銀行で投資信託が販売されたり、銀行の店舗に系列の証券会社が併設されたりと、ここ数年、銀行と証券会社の「垣根」は加速度的に低くなってきています。
今日の記事によると、アメリカの金融大手であるシティグループが、提携関係にあった日興コーディアルグループを完全子会社化し、日本での事業展開をさらに強化する模様。これにより、「シティバンク」「日興コーディアル証券」「日興コーディアルシティ証券」などを通じて、銀行と証券が一体となった複合的な金融サービスが展開されることになります。
そういえば、ソニーバンクも先日、ソニーバンク証券を100%子会社として設立しましたね。さらに、同じ7面の左下には、三井住友銀行が、ベンチャー企業のIPO(新規上場)を支援するサービスをスタートするという記事も・・・。
銀行と証券の「垣根」が取り払われて、ますます便利になるのは嬉しいこと。しかし、一方では視界が広がりすぎて、本当に自分にとって必要なサービスがどれなのかがわからなくなる可能性もないとはいえません。「舵を握るのはあくまでも自分」??そんな気構えを持つことがが、これからますます求められてくるのではないでしょうか。
大竹のり子
ファイナンシャルプランナー。(株)エフピーウーマン代表取締役。
大学卒業後、出版社での編集者時代を経て独立。マネー関連の書籍や雑誌の執筆、講演、テレビやラジオへの出演を通じてお金の基本をわかりやすく啓蒙している。
女性ファイナンシャルプランナーの全国ネットワーク「FPwoman*Club」を主宰。