2007/06/19
りそなグループが、傘下銀行の本支店にあるATMでの引出手数料を、時間外でもすべて無料にするそうです。
対象になるのは、同グループの傘下銀行のキャッシュカードを持っている1,500万人と約4,800台のATM。これだけ大胆に時間外手数料を無料化するのは大手銀行では初めてのことになります。
こうしたサービスによって手数料負担が少なくなるのは、私たちにとって歓迎すべきことです。しかし、銀行側の視点に立ってみると、手数料収入が減った分はどこかで埋め合わせよう考えるのが自然です。現に、銀行はここ数年、新たな収益源として、大きな手数料収入の見込める投資信託の販売に力を入れています。
どちらがよい、悪いというわけではありません。大切なのは、銀行側と消費者側のベスト・バランス。便利なサービスを提供、享受する代わりに、消費者が納得するところで手数料を取る。支払う。この絶妙なバランスを捜し求めての模索はまだまだ続きそうです。
大竹のり子
ファイナンシャルプランナー。(株)エフピーウーマン代表取締役。
大学卒業後、出版社での編集者時代を経て独立。マネー関連の書籍や雑誌の執筆、講演、テレビやラジオへの出演を通じてお金の基本をわかりやすく啓蒙している。
女性ファイナンシャルプランナーの全国ネットワーク「FPwoman*Club」を主宰。