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日経新聞ナナメ読み

2007/05/23

【26面】時代とともに消えゆく「手サイン」取引

中部大阪証券取引所は、5商品の取引で使われていた「手サイン」を8月末に廃止、全面的にコンピューターでの取引に移行するようです。これにより、国内の商品取引所すべてで「手サイン」での取引が消えてしまうことになります。

証券取引所でも、以前は「場立ち」と呼ばれる証券会社の社員が、独特の「手サイン」を使って取引を行っていました。しかし、時代の流れとともに取引はすべてシステム化され、いまは静寂の中で大量の注文がさばかれています。

ところで、この「手サイン」、調べてみると実におもしろいんです。例えば、伊藤忠商事は略して「チュー」。ここから、手サインでは投げキッスで表現されるのだとか。なんだか銘柄への愛着が湧いてきますね。

確かに、情報のスピードについていくにはコンピューターのほうが合理的なのも事実です。でも、手サインもいと奥ゆかし、です。

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大竹のり子

ファイナンシャルプランナー。(株)エフピーウーマン代表取締役。
大学卒業後、出版社での編集者時代を経て独立。マネー関連の書籍や雑誌の執筆、講演、テレビやラジオへの出演を通じてお金の基本をわかりやすく啓蒙している。
女性ファイナンシャルプランナーの全国ネットワーク「FPwoman*Club」を主宰。

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