2007/05/17
家計の純資産が国全体の純資産に占める割合が、2005年末時点で82%と、現行の調査が始まって以来、最高値をマークしたそうです。
これを後押ししているのが、金融資産に占める株式資産の増加と、株価の上昇です。
実際の数字を見ても、現金・預金が0.6%減少したのに対し、株式資産はなんと61.8%も増えているそう。
注目すべきは、所得の伸び率そのものは高くないということです。純資産の伸び率が前年比3.9%となっている一方、所得の伸び率は0.9%という微増に留まっています。
つまり、従来のように「所得の増加によって資産を増やす」という方法よりも、「所得はあまり増加しなくても、運用によって増やす」という方法が主流をなしてきているということ。「貯蓄から投資へ」の流れが本物であることを改めて実感している私です。
大竹のり子
ファイナンシャルプランナー。(株)エフピーウーマン代表取締役。
大学卒業後、出版社での編集者時代を経て独立。マネー関連の書籍や雑誌の執筆、講演、テレビやラジオへの出演を通じてお金の基本をわかりやすく啓蒙している。
女性ファイナンシャルプランナーの全国ネットワーク「FPwoman*Club」を主宰。