2007/05/16
公的年金への不安が叫ばれる中、またしても不安が増殖するようなニュースです。
社会保険庁の調べによると、2001年度末まで国民年金保険料の徴収業務を行っていた自治体のうち、全体の15%が加入者の氏名や納付実績を記した名簿をすでに破棄しているそうです。正規の納付実績の記録は社会保険庁にあるものの、こちらも一部消失しているのだとか。
これによって、納付が証明できずに年金の受け取り額が減ったり、そもそも年金自体が受給できなくなったりするケースが出てくる可能性もあるようです。
こうなってくると、セカンドライフの軍資金を公的年金だけに頼るのはかなりリスキーと言わざるを得ません。もちろん、政府や自治体にも制度や管理体制の見直しを願いたいところですが、やっぱり他力本願ではなく自助努力も必要。早いうちからしっかりマネープランを練り、自分年金づくりにいそしみたいところです。
大竹のり子
ファイナンシャルプランナー。(株)エフピーウーマン代表取締役。
大学卒業後、出版社での編集者時代を経て独立。マネー関連の書籍や雑誌の執筆、講演、テレビやラジオへの出演を通じてお金の基本をわかりやすく啓蒙している。
女性ファイナンシャルプランナーの全国ネットワーク「FPwoman*Club」を主宰。