FX&外貨
ツーウェイプライス
「1ドル=90.40-45」が意味するもの
これだけは知っておきたい!外為キーワード、今回ご紹介するのは、「ツーウェイプライス」です。
為替レートを表示する際に、「1ドル=90.40-45」などと2つの数字が並んでいるのを見かけたことがありませんか?
ぱっと見ると、「1ドルが90円40銭から90円45銭の間で推移している」というように受け取ってしまうかもしれませんが、実はこれ、違うことを意味しているのです。
「1ドル=90.40-45」という表示が意味しているのは、「ドルを売りたいなら1ドル=90円40銭、ドルを買いたいなら1ドル=90円45銭ですよ」ということ。つまり、「売り」と「買い」の両方の価格が同時に示されているということになります。
このような、2つの価格を同時に表示したものが今回のキーワードである「ツーウェイプライス」。「2Wayプライス」と表示されることもあります。
「ツーウェイプライス」が必要な理由
では、なぜこのように「売り」と「買い」の価格を並べて表示するのでしょうか?
そこにはもちろん、売りたい人、買いたい人どちらに対しても一度に価格が伝えられるので便利だという理由もあるでしょう。しかし、それ以上に大きな意味を持っているのが、その価格が恣意的なものでないということを証明できる、ということです。
FX取引に代表される為替取引は、原則として相対取引です。ですから、業者に「ドルを買いたいなら1ドル=90円45銭ですよ」と言われただけでは、それが相場全体とどのぐらい違うのか、つまり、業者がどのぐらいの手数料(スプレッド)を上乗せしているのかが見えてきません。
しかし、「ドルを売りたいなら1ドル=90円40銭、ドルを買いたいなら1ドル=90円45銭ですよ」と言われれば、その差額である5銭が業者の手数料だということが一目瞭然です。つまり、2つの価格を同時に提示することによって、価格の透明性が増し、不正に手数料が上乗せされることを防ぐことができるというわけです。
FX業者を選ぶ際には、必ずこの「ツーウェイプライス」を取り入れている業者を選ぶことが大切です。また、同時に「売り」と「買い」の価格にどのぐらいの開きがあるのかも確認してみましょう。これだけでも良心的な業者なのか、そうでない業者なのかが見えてきます。







