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ガイア(株)代表取締役社長
山一證券(株)、メリルリンチ日本証券を経て、アメリカ、ブランダイズ大学にてMBA取得。
独立系FPとして、個人投資家への資産運用アドバイス、ワインとマネー(投資)を一緒に学べる新しいスタイルの投資教育事業などを展開中。
名前:真由美さん(仮名)
性別:女性
年齢:40代
既婚・夫の年収1000万円
40代の真由美は80年代後半のバブル期に大学生だったせいか、大学生の時にはかなり遊んだ。当時はこれがバブルだなんて全く気がつかなかったが、確かに景気は良かった。年に2回のボーナスは100万円近くもらえ、タクシーチケットを何枚使おうがお咎めはなし
旅行が趣味だった真由美は長期休暇を利用して、いろんな国を回った。円が強くなったお陰で、どこへいってもその国の物価が安く感じた。ツアーで行ったヨーロッパは特にお気に入りで、雨上がりの石畳を騎馬隊の馬がカツンカツンと鳴らし、ベランダに彩られた花々からの香りが、鼻腔を通り抜けることでヨーロッパにいることを感じさせた。
そろそろツアー旅行に飽きた真由美は、格安チケットで香港経由で中国にいくことにした。香港の喧騒と安宿の堅いパイプベッドはツアー旅行になれた真由美にとっては刺激的で楽しい。しかし、これが実際に香港から広州に入ると、景色は一変した。とにかく何でも汚い。食堂は薄暗く、テーブルクロスは薄汚れ、出てくる料理にも恐る恐る箸を付ける具合である。共産主義国とはみんなこんな感じなのだろうかと思った。
そして極め付きが広州から桂林まで深夜バスで向かう途中であった休憩所のトイレだ。具体的に書くのは憚れるほどの惨状であり、真由美は中に入ることさえ出来なかった。さらに悪いことに休憩している間にバスに置いてきたバックまで盗まれるというオマケつきである。水墨画に出てくるような桂林の風景は美しかったが、このときの体験が真由美の中でも中国という国のイメージを決定付けており、それは容易に覆りそうにない。
よって、中国株や中国に投資する投資信託などは全く買う気もしないが、今年は北京オリンピックの年でもあり、上海の映像などをみると中国も少しは変わったのかと思うが、どうしても中国への投資に踏み切れないので私の診療所に訪ねて来た。
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