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「ロング」と「ショート」

「ロング」「ショート」を直訳すると…

これだけは知っておきたい!外為キーワード、第2回でご紹介するのは、「ロング」「ショート」です。

この言葉、FXや信用取引をしている人なら誰でも一度は聞いたことがあるはずですが、そうでない人にとってはどんなことを指しているのか、わかりにくいかもしれませんね。

「ロング」と「ショート」、直訳するとそれぞれ「長い」「短い」となりますが、取引においては「ロング」は「買いのポジションを持つこと」、反対に「ショート」は「売りのポジションを持つこと」を指します。たとえば、クロス円の取引でドルを買った場合には、「ドルロング」ということになります。

ここでちょっと気になるのが、「ドルを買っているということは、同時に円を売っているんじゃないの?」ということ。確かに、「ドルロング」は、正確には「ドルロング円ショート」ということになります。しかし、ドル/円の取引であれば、「ロング」といえばドルを買うこと、「ショート」といえばドルを売ることを指すのが慣例となっています。

クロス円の取引ではなくてもルールは同じです。ユーロ/ドル、ポンド/ドルといった通貨ペアの場合でも、一般的には、○○/△△と表示されている左側の通貨を買うことを「ロング」、売ることを「ショート」と呼びます。

ちなみに、この「ロング」「ショート」という表現は、スワップとは無関係です。「ロング」だからスワップが受け取れる、「ショート」だからスワップを支払わなければならないといったことはありません。同じロングポジションであっても金利の動向によってスワップが逆転することもあるので注意が必要です。


「ロング・ショート」という取引手法もある

それぞれ単独で意味を持つ「ロング」「ショート」という言葉ですが、実は、この2つを合わせた「ロング・ショート」という言葉も存在します。

「ロング・ショート」とは、ヘッジファンドが株式投資などでポピュラーに用いている投資手法です。過小評価されている割安な銘柄を買うのと同時に、過大評価されている割高な銘柄を売ることで、買いと売りのポジションを同時に持ちます。これによりマーケット全体の上げ下げに一方的に影響されることなく、リスクをコントロールしながら利益を狙いやすくなるというわけです。

FX取引をするうえでは、何はともあれこうした言葉に慣れることが第一歩。ひとつひとつ、使うことに慣れていきましょう。


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